[施工方法]
建築物の所望の基礎の場所に、作業空間を形成し、ジャッキに寄り建築物の重力を反力とし、鋼管を順次継ぎ足して地盤に打ち込み、鋼管杭を形成します。鋼管杭の頭部にジャッキ台を設け仮受けし、沈下修正する工法。
[施工順序]
A 基礎下部に作業空間を形成し、専用ジャッキを設置します。
B 設置されたジャッキで、小口径鋼管を建築物を反力として順次熔接で継ぎ足しながら、地盤中に打設します。
C 打設完了後、仮受けジャッキ台を作成し、建築物を仮受けします。
D 仮受けジャッキで建築物を水平レベルまで修復します。
E 杭頭部まで埋め戻しを行った後に、モルタルを充填し、杭頭部を寝巻きします。
F グランドラインまで土を埋め戻し完了です。